ダイヤモンドワイヤーソー工法とは

ダイヤモンドワイヤーソー工法は切断対象物にダイヤモンドワイヤーを環状に巻き付け高速移動によって切断する方法で、切断対象物の形状に制約がなく、遠隔操作ができることから、高所・水中構造物・狭い場所等でも作業場所を選ばず大型鉄筋コンクリートの切断解体が安易に行える工法です。

この機械は、油圧駆動式ですので低騒音、低振動、粉塵による公害の心配もありません。

ダイヤモンドワイヤーソーの仕組み

切断対象物にダイヤモンドワイヤーを巻き付け、一定の方向に引っ張り、注水を行い駆動機で高速回転させることによって切断します。このときに、プーリーと呼ばれる滑車が使われます。

このプーリーの配置を変更することによって縦、横、斜め、狭い場所など今まででは考えられない作業場所も遠隔操作によって、切断できます。

ダイヤモンドワイヤーソーの仕組み

大型ワイヤーソー作業例

大型ワイヤーソー作業例
大型ワイヤーソー作業例
大型ワイヤーソー作業例
大型ワイヤーソー作業後

その他、様々な小型ワイヤーソー作業例

写真は橋梁の新設を行うにあたり季節橋脚をワイヤーソー工法にて切断撤去を行っている状況です。施工計画に基づき、約10T/BL程度に小割切断しクレーンにて積み込み、搬出を行い短期間で工事を完了いたしました。

ワイヤーソーマシンは分割式であり軽量であるため、人力にて搬入、設置が可能です。そのため、最小限の仮設にて作業を行うことができます。

ワイヤーソー工法

ワイヤーソーイング工法の用途は橋台、橋脚、擁壁、護岸、地中連続壁などの土木構造物はもとより、病院などの福祉施設の改修工事や、地下鉄構内のような周辺への影響が懸念される環境においても威力を発揮します。

また当社はワイヤーソー切断時に使用する冷却水の養生等に問題がある場合、乾式ワイヤーソーイングマシンによる施工を行っており、さまざまなニーズに対応しています。また施工のみならず、施工の打ち合わせ、施工計画検討、安全管理に至るまで、豊富な経験に裏付けられた確かなノウハウを活かし、一貫した体制にてバックアップさせていただきます。

ワイヤーソー工法

製品情報

株式会社コンセックは、大手のダイヤモンドコアドリルメーカーです。コアドリルを始めとした数多くの機種をラインナップ。当社の施工においても確かな品質のコンセック製品を使用しています。各種の製品仕様はメーカーサイトでご確認ください。

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